漢方と西洋薬は、考え方がちょっと違います。

西洋医学の基本は解剖学です。

研究はどんどんミクロの世界に及び、今では細胞同士、細胞内部でどのような反応が起きているか?

病気になると、どの部分がおかしくなるのか?という研究を元に、

異常な状態をコントロールする薬が開発されています。

一方、漢方は、解剖学を捨ててしまいました。

病気に立ち向かう体力は残っているか?【陰陽】

関わる臓腑は十二種類(五臓(+1)六腑)【五行】

西洋薬の細やかさに比べると、随分大雑把にみえますね。でも、それでも体は治ってくれます

体は本来自分で病気を治す力を持っています。

その能力を充分に発揮させるために、漢方は、病気の原因にアプローチするだけではなく、

感情と環境のバランスを整え、体力の不足を補います

体のバランスが整っていて、環境に調和していると、病気にはなりにくくなります。

病気でなくても体の状態をよくしておく・・・ これが「未病」に繋がります。

病気でなくても、日々のコンディションを最良にするために漢方をのむラブラブ

検査等で何の病気か名前がつかないと治療に進まない西洋薬との大きな違いです。