(症状)
30年前にIgA腎症を発症、一度改善されましたが5年前に悪化。
尿蛋白(+)~(2+)のまま様子をみていらっしゃる方です。
他の薬局より紹介されて、ご来店頂きました。
(所見)
病院からは特にお薬の処方はなく、炎症の状態としては
そこまで激しくはない状態でいらっしゃいましたので、
少量の過剰な免疫を抑えるお薬と、傷ついた組織を修復するお薬
をメインで服用して頂きました。
(経過)
お薬を始めて3ヶ月後、
尿潜血(1+)→(-)
尿蛋白(1+)→(+-)
尿蛋白半定量 50mg/dL→20mg/dL
と、順調に回復されました。
漢方薬は、自然治癒力を高めると言われますが、
年齢と共に低下してしまう自己修復力を活用できる状態にしてくれる
(ブーストというのでしょうか)心強い味方です。
私達の身体は、機能を維持するためのポテンシャルを持っていて、
上手く活用できると、毎日を快適に過ごせる可能性が感じられますね。
(今回のお薬代は、1日あたり660円でした)