レントゲンに写った白い影が中々消えないので大学病院で精密検査したところ、がんが見つかった方です。即手術となられたのですが、待っている間に突然血栓が出来たため延期となられました。薬を使っても血栓は溶けず、その間影が広がった為、強硬突破で手術することになられました。

手術が決まっていたとしても、漢方をのんでおくことはお勧めしています。目に見えない部分も含めて、術前に少しでも小さくしておくと、根治できる確率が上がるからです。また、体調を整えておくことで、手術による合併症を軽くしたり、ダメージからの回復を早めることが出来ます。

手術の約1ヶ月前から服用して頂いたのですが、太い血管を覆ってびくともしなかった血栓がキレイに取れていたそうです。待っている間に広がっていた影は小さくなり、がんによると疑われていた胸水はなくなっていたそうです。胸水にがん細胞が含まれていたら、手術は中止かもしれないところでした。

そして腫瘍マーカーの1つである、シフラは、11.66→7.78ng/mLと顕著に下がっていらっしゃいました。

手術後も漢方は継続され、肺を2ブロック取ったにも拘らず、大きな合併症なく早期に退院されました。経過も順調で、腫瘍マーカーは手術直後2.24、半年後(現在)1.57と、落ち着いていらっしゃいます。