旦那さんに付き添われてご来店されたこの方は、2度、自然妊娠後に流産されていました。2回とも日付を明確に答えられていたところに、悲しみの深さが感じられ、涙が出そうになりました。

不育症の原因は様々ですが、この方に関しては、妊娠を維持する力が弱いことと、受精卵に対してアレルギー反応を起こしてしまうことが原因のようでした。

先ずは体質改善の漢方をのんで頂いていたところ、1ヶ月後に妊娠がわかり、安胎薬に切り替えました。

赤ちゃんとお母さんを守ってくれるお薬なのですが、妊娠の維持に必要なエネルギーを補給する処方をベースに、アレルギー反応を抑える生薬をブレンドします。そして、果物や香辛料は控えて頂きました。赤ちゃんを下ろしてしまう可能性があるからです。

今は4ヶ月。産婦人科の診察でも順調だそうです。お母さんがお会いする度にどんどんキレイになられるのを、とても嬉しく拝見しています。