症例報告

パニック障害 (10代・男性)

受診時の症状

高校1年生の夏頃から、人がいるところで息苦しくなり、所属していた運動部にも行けなくなった。そのうち電車にも乗れなくなり、休学状態になった。
心療内科を受診したが、改善がみられず、当薬局で漢方治療を開始。

治療後の経過

漢方治療を1年ほど続け、少しずつ気持ちが楽になり、症状も出なくなってきた。大検を受けて今では元気に大学へ通っている。

 

パニック障害(30代・女性)

受診時の症状

電車などに乗ると息苦しくなり、電車に乗れなくなった。他には、生理痛がひどい、よくお腹を壊す、冷え性などの症状がある。

治療後の経過

1ヶ月後に、手足が芯から冷えることがなくなり、冷え性が改善された。帰省で新幹線に乗ったが、以前の嫌な感じが少し減った。

半年後には、生理痛がだいぶ良くなり、お腹も壊しにくくなってきた。1年後、生理痛がなくなった。生理前に多少イライラするときがあるが、生理周期が40日→30日に整ってきた。乗り物にも乗れるようになった。

 

アレルギー性鼻炎、蓄膿症 (10代・男性)

受診時の症状

毎年春先になると鼻炎の症状がでて、秋口まで続く。常に鼻がつまっており、口呼吸になってしまう。ティッシュが手放せない状態で、2~3日で1箱使い切ってしまうほど。

鼻炎の症状がでる同時期に、アトピー性皮膚炎も発症する。かゆみがひどく、寝ているあいだも無意識に掻いてしまう。

治療後の経過

治療半年後くらいから、鼻をかむ回数が減ってきた。呼吸もしやすくなり、口呼吸も改善してきた。アトピー性皮膚炎のかゆみもだいぶおさまり、寝ているあいだに掻いていたのも少なくなってきた。

症状が出ない期間が長くなってきてはいるが、まだシーズンになると軽い症状が出てしまうため、継続して服用し、症状が完全に出なくなることを目指している。

 

そばアレルギー(40代・男性)

受診時の症状

職場にそば粉がある環境で、6年前にそばアレルギーを発症。粉が舞っていると咳が止まらなくなり、皮膚も荒れ、仕事に支障が出てきたので受診。

治療後の経過

2ヶ月後、咳がだいぶ出なくなった。3ヶ月後には素手でそば粉を触ってもアレルギーの症状がでなかった。

 

アトピー性皮膚炎 (20代・女性)

受診時の症状

生まれつきのアトピー性皮膚炎で、痒い場所が変わりながら年中痒い状態。これまで何度も皮膚科を変えて受診したが、改善がみられなかった。皮膚がゴワゴワして黒ずんでいるので人に見せたくない。夏でも常に長袖を着ている。

治療後の経過

漢方治療開始後から少しずつ痒みがおさまってきた。皮膚の生まれ変わる周期が約1ヶ月なので、少しずつではあるが2年程かけてきれいな肌を取り戻し始めた。痒みも最初の3割程度に減り、痒みが出ない時期もある。完全に治すため、引き続き治療中。

 

糖尿病、高脂血症、軽い脳卒中後 (40代・男性)

受診時の症状

夜に付き合いで会合へ行くことが多く、外食になりがち。HbA1c(ヘモグロビン・エイワンシー:正常値4.3~5.8%)の値が8%台、と非常に悪い数値。医者に、運動や食事など生活習慣を見直すように言われるがなかなかできない。薬も服用しているが、数値が改善しないため、奥様にすすめられて来局。

治療後の経過

少しずつ数値が良くなり、治療半年後には、HbA1cが7%ほどに落ちた。コレステロール値も正常になり、医者も驚いていた、とのこと。治療開始から約1年、現在では薬も飲まなくてよくなった。健康のために定期的な血液検査を受け、漢方も飲み続けている。

 

出産後の体調不良(30代女性)

受診時の症状

2人目の妊娠を希望していたが、2年間生理がない。出産後は体調が優れず、気持ちの浮き沈みが激しい状態。

治療後の経過

漢方を飲み始めて3~4ヶ月後、体が楽になった。色んな細かいことが気にならなくなり、うまくいっていなかった姑との関係もよくなった。半年後には生理が始まり、無事に2人目を妊娠、出産することができた。

 

出産後の体調不良(30代・女性)

受診時の症状

出産後、精神的に不安定になり、イライラしたり気分の浮き沈みが激しくなったりする。胸の張りによる痛み、頭痛の症状などもある。

治療後の経過

1ヶ月で様々な症状がだいぶ軽くなった。この状態を維持するために現在も服用中。

 

ニキビ、生理痛(20代女性)

受診時の症状

ニキビがひどく、毎日しっかりとコンシーラーで隠さなくてはいけない。生理痛もひどく、1日中寝てなくてはいけないほど。低体温、低血圧で朝はパッと起きられない。

治療後の経過

漢方を飲み始めて3週間後、ニキビの赤みが減り、1ヶ月半後には薄いファンデーションで隠せるくらいになった。同時に生理痛も和らぎ、朝が起きやすくなった。

 

生理前のイライラ、めまい(50代・女性)

受診時の症状

生理前のイライラとともに、3ヶ月前から疲れがとれず、2ヶ月前からはめまいの症状がある。

治療後の経過

1ヶ月後にめまいが改善され、3ヶ月後には疲れが胸につかえた感じが軽くなった。現在も治療を続けている。

 

腎炎(50代男性)

受診時の症状

仕事が忙しく、ストレスが多い。養生することもできず、無理して腎炎になった。治療ではステロイドを使い、副作用でむくみがある。たんぱく尿も出ている。

治療後の経過

漢方を飲み始めて半年後、少しずつ尿たんぱくの量が減ってきた。ステロイドの量も減らしていき、現在は飲んでいない。仕事の忙しさは変わらないので、現在の状態を維持するために漢方は飲み続けている。

 

慢性じんましん(70代女性)

受診時の症状

何十年と1日中かゆい状態が続いており、日常生活が辛い。赤みもあり、常に顔がモゾモゾする。皮膚科に通っているが、なかなか改善が見られない。

治療後の経過

良くなったりかゆくなったりする状態を繰り返し、2年くらいでだいぶ赤みが減り、かゆみがない時間も徐々に長くなってきた。少しずつ改善しているので、これからも治療を継続していく。

 

不妊症(30代女性)

受診時の症状

結婚3年目で妊娠を希望し、来局。1度流産を経験。偏頭痛持ちで、特に生理前は頭痛がしたりイライラしたりする。また、便がゆるくて1日3回ほど形がないような便がでる。

治療後の経過

漢方を飲み始めて1ヶ月後、生理前にひどかった頭痛がなくなり、便も正常になった。さらに3週間後には、生理前に胸が張っていたのがなくなった。その後妊娠し、無事出産した。

 

不眠症(20代・男性)

受診時の症状

5~6年前から夜中に目が覚めるなど眠れない症状があり、徐々に目が覚める回数が増えてきた。他院を受診し、睡眠薬を処方してもらったが眠くならず、薬が効かない状態。漢方も試したが、効果がなかった。

また、横になるとお腹の冷えがあり、よくお腹を壊す。学校も休学した。

治療後の経過

1ヶ月くらい漢方を服用し、お腹の症状は以前より良くなった。睡眠薬は飲まずに夜も少しずつ眠れるようになってきた。

 

偏頭痛、飛蚊症(60代女性)

受診時の症状

視界の右側にゴミがあるように見え、目がチラチラする。眼科では治らないと言われた。

治療後の経過

漢方を飲み始めて1ヶ月後、偏頭痛が出なくなった。体が軽く感じ、疲れにくくなったので色んなことをやるのが楽になった。さらに1ヶ月後には、視界にチラチラうつっていたのが気にならなくなってきた。

 

手のこわばり(60代女性)

受診時の症状

朝起きたら手がむくみ、こわばるような感じ。知人のすすめで当局を受診。

治療後の経過

漢方を飲み始めて3ヶ月後、少しずつむくみやこわばりが改善していった。

 

心身症による起床困難(10代・女性)

受診時の症状

朝体がダルくて起きられない症状が以前からあったがここ1年位で悪化した。日中は手汗がひどい。

治療後の経過

1ヶ月後、少しずつ起きられるようになり、手汗もおさまってきた。

 

手の水疱による痒み(40代・女性)

受診時の症状

手の水疱が痒く、皮膚科を4軒受診した。薬を飲むとおさまるが、しばらくすると空気が触れるだけでチクチクする。

特に4?6月がひどく、痒いときは激しく掻いてしまって悪化するので、手袋が欠かせない。

治療後の経過

1ヶ月半~2ヶ月で水疱が減り始め、掻くと悪化するときもあるが、少しずつ皮膚がきれいな時が増えていった。

4ヶ月後には、気になる範囲がだいぶ狭まった。現在も治療中。

 

左鎖骨上窩・縦隔リンパ節がん(60代・男性)

受診時の症状

発症してからずっと抗ガン剤治療をおこなってきたが、効果がない。抗ガン剤の副作用で、手足のしびれ、頭髪の抜け、体の倦怠感、体力の低下などがあり、顔色も悪く動くのがやっとの状態。

治療後の経過

1~2ヶ月後から顔色が良くなり、生気が出てきて声にも張りが出てきた。手足のしびれも少しずつ減ってきている。左足が動かず杖をついていたが、杖なしで歩けるようになった。

3ヶ月後に行ったCT検査では、リンパ節の腫れの縮小が見られ、髪も少しずつ生えてきた。現在も、治療継続中。

 

脳腫瘍(40代・女性)

受診時の症状

腫瘍の60%は手術で切除したが、とれない部分はそのままで抗ガン剤治療中。不眠、頭痛がある。また、後遺症で視野が狭く、特に雨天時には頭が重くなる。

治療後の経過

3ヶ月後、頭痛がだいぶ良くなった。不眠は少しあるが、昼間動くと夜は眠れる。

4ヶ月後には、視界が少し広がってきた。夜は少し起きるときもあるが、以前ほどの不眠はない。現在、経過観察中。

 

自律神経の乱れ(50代・男性)

受診時の症状

夕方から夜にかけて突然力が入らなくなり動けなくなる。仕事が忙しい。

治療後の経過

1ヶ月後、動けない時間が減ってきた。3ヶ月後には症状が全くなくなった。

 

血小板減少性紫斑病(10代・女性)

受診時の症状

血小板の減少のため青アザができるなど血小板減少性紫斑病の症状が、生後間もなくから4回起きている。風邪をひくと、足首に紫斑ができる。

他にも、アレルギー性鼻炎がひどく(特に朝方)、毎日ティッシュが箱ごと必要なほど。また、朝起き上がるときにめまいがしてすぐに起きられない。

治療後の経過

半年後、風邪のときできていた紫斑ができなくなった。口腔外科手術のため、一時的に血小板が減ったが、回復にかかる時間が早かった。

また、鼻炎が軽くなり、ティッシュを使う回数が格段に減った。朝もスッと起きられるようになった。現在も、体のために服用を継続中。

 

耳鳴り(60代・女性)

受診時の症状

2年前に風邪をひいてから耳鳴りが出始め、その後悪化した。耳の後ろあたりが少し痛む。夜中起きたとき特にひどく、セミが鳴くような感じでキーンとなる。

治療後の経過

1ヶ月後、少しずつ耳鳴りの音が小さくなってきた。また、耳の後ろあたりがピリピリ痛かったのが少しおさまった。

忙しいときに少し出ることもあるが、2ヶ月後には、耳鳴りの音が穏やかになり、夜も眠れるようになった。